火花

火花

火花

始め文体になじめず、これが新しさなのか?とついていけなさに困惑したけれど、いつしか、その感覚はさっかくだったの?と思うほど、気にならなくなり、引き込まれていった。又吉さんはこの一冊で終わるのか、次々と生み出される人なのか、この一冊で終わってもいいようにも思うし、そんなことを思うこともこそがステレオタイプのようにも思ってしまう。