Salt & Bisaske chori/童司 ライブハウス公演

12月の4日、京都 Live at UrBANGUILD で、詩人choriと狂言師童司の公演をみる。当日のお誘い、それも夜九時からとのことだったのだけど、一時間のライブという事と、前回の文化博物館でのライブの印象もあり、出かけてみた。誘ってくれた友人は、お顔の広い人で、このライブのプロデューサーや、choriさん、関係者をご存知。わたしは、こそっとついていったという感じなのですが。
同じテーブルには、ワイン片手の茂山千五郎さんやヘビースモーカーのあきらさんがおられて、やや緊張してしまったけれど、ライブが進むにつれて、ステージに引き込まれていく。二人は、ラトヴィア公演をされたとのこと。そのときの模様がところどころユーモラスに劇的に語られ、京都の夜を盛り上げる。choriさんの言葉はおもしろい。荒削りで、やさしすぎるところもあるけれど、繊細でキラキラしてあたたかい。童司さんはそもそもが狂言師というパフォーマーなので、ステージ上で大きく見えるのはむべなるかな。
信じる道を探りながら確実に進んでいく者が発する、魅力と刺激。
育ちのよさを大いなる武器に戦ってほしい!