先週末、久しぶりに国際交流会館のホールに行きました。

知人が出演した「ラガヴーリン62 箏・三絃コンサート」を聞くために。
知人は柳川三味線を箏の方と「出口の柳」という曲を演奏されました。ラガヴーリン62は、東京藝大の同窓生の集まりだとか。
柳川流は、地歌三味線の最古の流派で、現在は京都でしか伝承されていないそうで、初めて出会った京都に来られたばかりの頃に、師匠から直に伝えてもらうしかなくて消えるまでに数十曲を身につけたいと決意を語ってくれていたのを思い出します。演奏をお聞きするのは数年ぶり。精進のほどがうかがえる深みが加わった堂々とした演奏でした。