日記 七夕のお茶会

今日は、とても久しぶりにお茶会に。
といっても、七名ほどのお席でお薄だけをいただいた。
ご亭主の七夕にちなんだお道具選びのおこころづかいがありがたかった。
水差しは、どうもご自身のデザインを作家さんに伝えられたよう。
織姫と彦星、天の川にカササギが飛んでいる。
雨の二人の逢瀬に、傘の変わりに羽を広げて飛ぶところからカササギとか。
お菓子は源水の「天の川」。
お茶をいただいたあと、小間で見せていただいたのが「梶の葉」
短冊に願い事を記すという風習の以前は
「梶の葉」に願い事をしたためて笹の葉に結んだそうでびっくり。
今日の葉は、寺町の「廬山寺」からということでした。
1時間足らずではあったが、
利休の唱えた世事から離れた一期一会のひと時をつくってくださった。