本 妖怪画談

愛蔵版 妖怪画談

愛蔵版 妖怪画談

自分が図書館で借りたのは、新書版で表紙の絵が少し違う。こなきじじぃと鬼太郎が将棋をさしていて、それを目玉の親父と砂かけばばあが見ている。下駄と注連縄なども描かれている。家でページをめくるにつれて、こりゃあ、借りる本じゃなくて、持っておきたい本だなあとつくづく思ってくる。妖怪の絵がたっぷりで、水木さんの文章もたっぷり。その昔我が家にぜんざいブームを巻き起こした「小豆とぎ」もちゃんとのっている。妖怪大戦争で蛍原が演じた「豆腐小僧」が見つけられなかった(これか?という絵はあるのだけれど、解説もほしかった)のが唯一の残念。パソコンの横に置き、時々パラパラめくれたら幸せだろうな。